韓国語本

14일의 여인。

昨年、一昨年とPTA役員と図書室ボランティアをかけもちし、

本来、そのテの活動はとっても苦手な私としては、もう限界。

今年は休ませてもらおう…

とアンケートでその旨お願いしたのですが、

事もあろうに、今年から長女の担任が

PTAの担当教員に…。

あれよあれよという間に、再び役員決定il||li _| ̄|○ il||li

「あ~なんか新年度っぽいこと、ないかな~(゜‐゜)」

なんてのんきなことを考えてたバチが当たったのでしょうか。

ある意味とっても新年度っぽい新年度がやってきた

ユウウツこの上ない☆海☆です(-ω-)

気を取り直してのレビュー。

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『14일의 여인』

偶然にも、これが今年の14冊目shine

‘科学アクション融合ストーリー短編選’

というサブタイトルのアンソロジーで、

公募展の応募作品から選ばれた作品集です。

大賞作品となった정병태作家による表題作は、

なるほど!と思える面白さ。

…といっても笑える面白さではなく、

どちらかというと切ないストーリー。

なんとなく先は読めるストーリー展開なのに、

それでもやはり先が気になり、

次々ページをめくらずにはいられない吸引力。

限りある命を生きることの大切さ、

充実した生活を送ることの難しさ、

命のぬくもり、

すべてあたりまえのことなのですが、

SF小説で、そんなことを考えさせられるとは

思わなかった…という意外性で感動も倍増、

はっとさせられる文章たちが印象に残る作品でした。

ほかにどんな作品を書いている作家なのかしら?と

思ったら、なんとまだ大学生!!これが初出版作品!

推理・スリラー系もお好きとのこと、

今後がヒジョーに楽しみです( ̄∀ ̄)

大賞のほか、最優秀賞1作品、優秀賞3作品、

既成作家の作品が3作品、収録されています。

最優秀賞作品、신스틱作家の『출력물』も

面白い!

どうしてこういうことを考えつくんだろう!?と思うような

舞台設定がスゴイ。

未来の地球、宇宙を股にかけて飛び回る探偵、

スピード感とユーモアあふれるストーリー展開、

そしてシュールな終わり方がちょっとコワイ(-ω-)

既成作家のうちの一人がイケメン作家임태운。

ある身体的特徴をもつ「神に捨てられた子」を探すために

組織された探検隊がチベットの山奥に足を踏み入れます。

「神に捨てられた子」は実在するのか?

その身体的特徴には、どんな秘密が隠されているのか?

そして、探検隊として組織された軍と宗教団体の

真の目的は……?

임태운作家の作品にしては、重めの作品でした。

ラストを飾るのは、推理小説のアンソロジーでもおなじみの

전건우作家の作品。

ちょっとスリラー、それでいてなんともコミカル。

ところところグロいのですが、ラストはさわやかshine

連作小説で出してほしいところ。

韓国小説を読む前は、SF系はそれほど得意では

なかったのですが、そんな私でも楽しめる、

なんとなく推理小説的な要素がのっかったような作品の

多い1冊でした。

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탐정이 아닌 두 남자의 밤。

あけましておめでとうございますfuji

てかもう3月coldsweats02

読書時間は「そこそこ」確保(理想量には満たない…)、

しかしながらレビューアップの気合いがイマイチ…

と思いつつ、だんだんたまってきちゃったので

やっとの思いでレビューをアップしようと思ったのに、

さっき記事を編集してたら、エラーでぶっとびやがったpout

というわけで、さっき書いた前置きは省略!

今年の初レビュー!

…は、昨年最後に読んだこちら!

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『탐정이 아닌 두 남자의 밤』 최혁곤

チェ・ヒョッコン作家の連作小説です。

これまでのBシリーズはハードボイルド・アクションな

感じでしたが、

今回は少し雰囲気が明るく、ポップな印象。

女性にも読みやすいかと思われます。

(えーっと、一部、ぎょっとしますが。)

元記者と元刑事のでこぼこコンビ、

「探偵じゃない」二人の男のドタバタ奮闘記です。

元刑事のカル・ホテが経営する喫茶店に入り浸る、

元記者のパク・ヒユンとヒユンの後輩のエリ、

そして喫茶店のウェイトレスも一緒に、

事件に巻き込まれたり、

事件解決に挑んだり…ドタバタしますsmile

物語は、ヒユンの元カノ誘拐事件から始まります。

真夜中に入った、元カノからのヘルプコール。

犯人からの呼び出しを受けたヒユンが、

早急に友人カル・ホテに協力を要請し、

犯人からの指定場所に向かいますが、

そこで彼らが目にしたものは…coldsweats02sign03

そのほか、多文化家庭やスポーツ業界、

芸能界にブラック企業など、

多彩なテーマを扱った7つのストーリーが、

少しずつ絡まりあって描かれます。

都市開発や、街頭デモ、座り込みなど、

あちらこちらに「韓国の今」っぽさも見え隠れしています。

うぎゃ~~~!なシーンもちょこっとあり、

ホロリとする親子愛もあり、切ない愛もあり、

もちろん!チェ・ヒョッコン作家ならではの

どんでん返しもありsmileな一冊です。

それから…

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なんと付箋をこんなに貼った!

その中から、一部分をご紹介いたします。

복부인:【福婦人】不動産投機で財を成す主婦、女性。

 前にも調べたな、きっと(-ω-)

사짜:사기꾼, 사이비…つまり、詐欺師、まやかし、まがいもの、

 エセ、など。

꼰대:「年寄り」または「先生」のスラング。

강호의 의리도 땅에 떨어졌다

 :강호(江湖)は世界、世間、世の中で、

 人々の義理も地に落ちたものだ、

 世も末だ、くらいの意味でしょうか。

 今読んでる本にも出てきた!

야마돌다:気が狂いそうなほど腹立たしい

고삐리:=고딩 「高校生」のスラング。

시공초월:【時空超越】!

(손에) 장을 지지다:「絶対だ、賭けてもいい!」というような

 断言するときに使う言葉。

 前にもどっかで見た…。

팔불출:バカ、マヌケな人のこと。

それからそれから

♪세월이 가면~ 가슴이 터질 듯한~

の歌、ご存知でしょうか!?

ドラマ「彼女が帰ってきた」(2005年)のテーマ曲のような

歌なんですが、この歌詞がお話の中に登場して、

久しぶりにドラマを見てしまいました~懐かしい~happy02

小説の中に、自分にとって思い入れのある歌が出てくるという

これまた嬉しい体験をさせていただきました^^

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소년 명탐정 정약용。

ついに大晦日~happy02

今年も公私ともどもバタバタとした一年でしたが、

大きな事故、けが、病気もなく、

おせち作りに追われていることに感謝ですconfident

そして今年最後のレビュ~~~!

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『소년 명탐정 정약용』 한이

ご覧の通り、児童書なのですが

約170ページ、けっこうな文章量で、

読み応え十分。

…で、チョン・ヤギョンて誰?と思われた私のような方、

『成均館スキャンダル』でアン・ネサン扮する

怪しげな学者さんを覚えておいででしょうか?

その学者さん、実学者がチョン・ヤギョンです。

韓国では、子供向けの伝記でも

度々とりあげられている人物のようです。

貧しい農民たちの生活をよりよいものにするために

尽力した方で、肩書は、実学者、詩人、哲学者、

科学者、建築家、などなど。

この物語では、ヤギョン少年が、大人顔負けの知識と

観察力、そして機転を利かせた作戦で、

身の回りで起こる事件を見事に解決してゆく

様子を描きます。

当時の生活や民俗文化が興味深く描かれ、

また、朝鮮時代に犯罪が発生した際、

どこの官庁のどのような役職の人が動き、

どのような流れで捜査が進められたか、

当時の文献や写真なども交えながら

学べる作りになっています。

…ので固有名詞が少々多い印象でしょうか。

難易度の高い固有名詞に関しては、

脚注として説明も添えられています。

すべてがハッピーに丸く収まる展開ではなく、

子どもならではの苦悩や過ちも描かれ、

切なかったり胸がチクリと痛んだりと、

ヤギョン少年の過ごす毎日が、生き生きと感じられます。

機会があれば、ぜひ手に取ってみてください^^

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

今年は例年より若干少なめ、

31冊の韓国本に楽しませてもらいました。

(楽しくなかったのもあるけどw)

読みたい本は次々と現れ、

足元には読みたい本が山積み。

来年は、もう少し読みたいなーと思いますが、

読書意外のやりたいことも次々と現れるという

誘惑の多い毎日です。

今年一年、オンライン、オフラインでお世話になった

みなさま、ブログに立ち寄ってくださった方々、

どうもありがとうございました^^

来年も、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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달리는 조사관。

いつになく暖かい、気味の悪い12月を過ごしています。

先日、吹雪ばっちこいのアウターを購入したのですが、

それを着るのはいつになるのか??

雪が降ると「雪かきか~(/□≦、)」と

やりきれない思いにはなりますが、

ここまで降らないのはやはり気持ち悪い…。

地球温暖化をひしひしと感じる冬です。

皆さまのお住まいの地域はいかがでしょうか。

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本日のレビュ~。

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『달리는 조사관』/송시우

『走る調査官』5つの短~中編作品で構成された、

ソン・シウ作家の連作ミステリです。

人権侵害の申し立てを受けた

「人権増進委員会」の調査官たちが、

調査に奔走する様子が描かれます。

主な登場人物は、個性的で人間味にあふれ、

なんだか親しみのわく4人の調査官たち。

特に、湿疹で苦しんだ私としては、

アトピーに苛まれるユンソに妙な親近感を覚えますw

そのほか、ヒジョーに味のある名脇役が出てくるのですが

彼…がまたステキw

調べれば調べるほど不可解な点が浮かび上がってくる

セクハラ問題。

身に覚えのない犯罪の容疑者として

公衆の面前で逮捕されたのは人権侵害だとする

前科者からの申し立て。

マンションの一室に集まった若者たちの騒動に

出動した警官が起こしたスタンガン事故。

連続殺人事件に巻き込まれた、

身元のわからない遺体と遺体が見つからない被害者。

そして、知的障がいを持つ若者二人が容疑者として

捕えられた切ない物語。

どのストーリーもテーマは決して軽くはありません。

実際にあった事件(柳永哲連続殺人事件)を

モチーフにしたストーリーもあったり、

韓国における数々の未解決事件が言及される

シーンも見られます。

各章の結末はオープンエンド的な雰囲気ながら、

正義とは?人権とは?真実とは?

そして、先入観や惰性のもつ恐ろしさや

情のもつ二面性など、さまざまなことについて、

しんみりと考えさせられる余韻が残る物語です。

…そんな本格社会派ミステリーの中に登場する

「味のある名脇役」、かなりナイスですgood

時が許してくれるなら一気読みしたかった…と思える、

素敵な一冊でした^^

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B파일。

11月になってしまいました(>_<)

あ~いろんな意味で恐ろしい12月が

着々と近づいてくるshock

でも、今のところこれと言った大きなケガや病気もなく、

ブジ年の瀬を迎えられそうなことに、

感謝しなくてはいけませんねconfident

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

本日のレビュー。

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『B파일』 최혁곤

チェ・ヒョッコン作家の長編サスペンスです。

以前ご紹介しました『B컷』とBつながりではありますが、

シリーズものではありません。

でも物語の進め方は似てるでしょうか。

堅実さがウリの銀行員が、

ある日、突然、殺人犯に仕立て上げられてしまいます。

なぜ自分の身にこんなことが?

身の潔白を証明するため、

正体のわからない敵の目を盗み、

捜査網をくぐり抜けながら

事件の真相をみずから探ります。

そして、冴えないオヤジ記者と、

やる気マンマンの若手記者、

悲しい過去にとらわれるキラーも

それぞれの身に起きた事件を追います。

オヤジ記者は、先輩から預けられたデータに

記録された映像の謎を追い、

若手記者は、自分と同じ記者であり、

若くして亡くなった父の死の真相を探り、

キラーは尾行していたターゲットが…

…っと~ネタバレ過ぎになるのでここまでsmile

物語が進むにつれ黒幕の影がちらほら、

銀行員の身にもキラーの身にも危険が(>_<)

そして、やはりチェ・ヒョッコン作家、

最後の最後に「そ…そんな(゜Д゜;)!!(T_T)」という

ショッキングな展開も忘れません^^

もう一つ、今回、これを読みながら興味を抱いたのが、

朝鮮族の問題。

朝鮮族の人々が韓国に出稼ぎに来ては、

安い賃金で土方や家政婦の仕事をしているという話を

聞いたことはありましたが、

この物語では、もう一歩踏み込んだ話がされています。

ときどき、小説のストーリーの中に、

社会問題を織り込んだ作品に出会いますが、

これが妙に説明調だったり、妙にその分量が

多かったりするとゲンナリするものです(-ω-)

が、今回は(私の読んだ感じでは)とてもちょうどいい量、

ちょうどいい感じの話のふり方で、

もっと知りたい…と思わされる描かれ方でした。

巻末に参考文献として朝鮮族に関する書籍が

紹介されていたので、さっそく注文。

いつかこちらでレビューを紹介できればと思います。

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아린의 시선。

またまたお久しぶりです…。

家事雑用と公務と仕事と遊びに追われ、

(上記4項目の比率はご想像にお任せしますcatface)

なかなかブログの記事アップにたどりつかない

今日この頃です…。

読書時間も激減、しかしながら着実に読了本はたまる一方、

意を決してやってまいりました…。

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『아린의 시선』 서미애

韓国推理小説界の女王、ソ・ミエ作家の新刊

…といっても5月に出版されたものですが、

長編推理…というよりサスペンスかな…小説です。

ソ・ミエ作家の作品は、今までも長編、短編集含め

何冊か読ませていただきましたが、

ワタシ的にはハズレがない!

しかし、今回ばかりは購入をためらってしまいました。

こんなキャッチコピーのせいで。

누군가 내 열한 살의 몸에 스물일곱 번 칼을 찔렀고...

コ、コワイ…shockshockshock…。

サスペンス、ミステリは好きですが、

極度にホラーチック、ただただ残虐なだけで

終わっちゃうような作品は苦手です(-ω-)

が、やはり作家の魅力に負けて購入、

読んでヨカッタ(≧∀≦)

たしかに事件の発端は「残虐な事件」なのですが、

その残虐性がメインではありません。

主人公は、20年前に起きた一家殺傷事件の被害者、

アリン。

当時、アリンの家には、彼女の他に4人の家族がいました。

母親と、新しい父親、そして彼の娘と息子。

事件後、数日間昏睡状態だったアリンは、

その衝撃と恐怖のため、

そのとき家族に何が起こったのか、

家族がどうなったのか覚えていません。

そして20年後。

アリンは、ある殺人事件に関する夢を見ます。

そして、20年前の事件の夢も。

…いろいろあらすじはお知らせしたいところですが、

ネタバレになるのでこの辺でsmile

事件解決のカギを握るのは、アリンの夢と、

アリンにつきまとう異母兄弟のジェハ。

ダレどころがない、スピード感が嬉しい、

時にウギャ~~~~アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!…な

スリルとサスペンスが楽しめます^^

時間的に許されるなら、ぜひ一気読みしたい!

と思える作品でしたshine

内容的にも韓国語的にも、

比較的読みやすいのではないかと思います。

ではまた、近々アップしに参りますε=ε=ε=(┌  ̄_)┘…

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익명소설。

またまたお久しぶりになってしまいました…。

追いかけてくるものも、

追いかけるものも多く、

身動きが取れない状況であります…。

にもかかわらず、やりたいことはどんどん増える一方、

どうなることやら、私の生活Y(>_<)Y

ま、クタクタですが楽しいこともあるので、いいんです。

何とかなるでしょうup

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

本日は、ちょっと変わった書籍のご紹介。

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『익명소설』

作者は……わかりません익명なのでhappy02

匿名作家さん10人によるアンソロジー。

特にテーマが決められているわけでもなく、

てんでばらばらな作品たちなのですが、

私には理解不能のエロ作品もいくつかあり、

グロめの話、ぞっとする話、不思議な話、

悲しい話など、10作品が収録されています。

私が特に気に入った作品は二つ。

『해피 쿠키 이어』

ネタバレになるので、多くは語れませんが…

ひどい大豆アレルギーをもつ女性と、

彼女の隣の部屋に住む、中東からの留学生のお話です。

薄い壁、一枚を隔てた隣人同士が、

彼女のアレルギーをきっかけに仲を深めていきます。

が、彼女には思いもよらないクセがありました…happy02

あ~おかしいhappy02

私の好きな荒唐無稽な展開、

読んでいる途中にタイトルを再確認して

思わず吹き出してしまった楽しいお話です。

でも、ほんわかしてます。

どちらかというとイム・テウン作家の短編っぽい

荒唐無稽さ。

『18인의 노인들』

主人公は、なかなかノーベル文学賞に選ばれず

やきもきしている詩人。

ある日、なぜノーベル文学賞に選定されないのか、

その秘密を告げる密告者からの手紙を受け取ります。

そ、そんな秘密があっただなんて!

と、詩人は密告者と共にスウェーデン・アカデミーに

乗り込むことになります。

…が、そこで出くわした人たちは…。

こちらもあり得ない!な荒唐無稽なお話なのですが、

それでいて、とってもあたたかいお話ですconfident

キム・イファン作家っぽい荒唐無稽さでしょうか。

…ですが、この書籍、アンソロジーの利点でもある、

「好みの作家探し」ができないじゃないの!!

(匿名なので。)と思ったら、

なんと、出版から1年後、つまり今年の7月半ばに、

匿名作家さんの正体を明かすっていうじゃないですか!

嬉しい(≧∀≦)

…ような、夢が壊れるような、微妙な心境(-ω-)

でも、↑2作品の作家さんが誰だかわかれば、

ぜひ、他の作品も読んでみたいです^^

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B컷。

や、やっと一週間が終わりましたね(゜-゜)

この時期のバタバタには、いつまでたっても慣れません(゜-゜)

週末は週末で、平日にはこなせない雑事を片づけねばならず、

明日は、子どもたちの用事をなるべく一か所ですませたろ、

…ってことで、ショッピングモール行き決定(T▽T)

休日のショッピングモール(T▽T)

ちっとも嬉しくねぇ(T▽T)

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

お久しぶりのレビュー。

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『B컷』 최혁곤

こちら、「推理小説」「刑事」などで検索をかけると

ヒットする作品で、かなり前から存じ上げていたのですが、

キラー?アサシン?コワイの?

…と思い、手を出せずにいました。

が、この度、縁あって購入に至りまして、先日読了。

主な登場人物は、不幸な過去を持つ女キラーと、

刑事の職を追われた男。

1枚の写真に写った4人の男のうち、

2人が立て続けに死亡します。

変な言い方ですが、本筋の事件は一般的な

スリル具合で進みます。

不幸のどん底に現れた、頼れる先輩キラーのもと、

新米キラーとして新たな道を歩み始める女と、

事件の真相を追う元刑事。

そして、これは韓国小説の味でもある気がしますが、

家族の深い情、深い情があるがゆえに生まれた恨、

そんな色も感じながら、

物悲しさにしんみりしながら、

…暗殺者と元刑事の攻防が描かれます。

しかし、なんといっても、ワタシ的にこの作品のミソは!!

ラスト15ページに凝縮されてる!!

ラスト15ページに叫びどこが4か所!!

いつものように歯磨きしながら読んでて

え゛~~~~~~~!!!!!と2度叫び、

隣で歯磨きしてた長女にいぶかしがられ、

その夜は、時間がなく、そこでおしまい、

布団に入ってからあまりのショックで眠れなかった(T_T)

な、なんで(T_T)(T_T)(T_T)

なんでなの(T_T)(T_T)(T_T)

どうにも作家にだまされた気分大!超特大!な展開。

しかし、振り返って読んでみると、

作家は嘘はついてない…私が(そして、ほとんどの

読者は)勝手に「そう」と思い込んでただけ…。

やられた…(T_T)というショックです。

そして、翌日、残りを読んで、また2度のショック…

こちらは叫ぶというより背筋が凍るショックでしょうか。

ぞぞぞ~~~~cryingなショックです。

そんなショックを、ラストにさらりと書いちゃってます、作家。

ああ、ネタバレしてしまいたい…

ですが、気になる方は、

どうぞお手にとって、ご自身でお読みくださいますよう。

韓国語的にもあまり難しくなく、

物語の構成自体、非常に読みやすく、

かつカッコイイ、面白い構成になっています^^

最後の最後まで、気を抜かずにお読みくださいconfident

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메이드 인 공장。

記事のアップが停滞気味の今日この頃(-ω-)

特に忙しいってこともないのですが。

忙しくないゆえに、読書と勉強に忙しいといいますかsweat02

最近は、久しぶりに韓国小説2冊の並行読み、

(そのうちの1冊がブ厚すぎて持ち運べない。)

…に加え、日本語の本も2冊並行読みsweat01

なに読んでんのかわからなくなる上に、

読んでるものとは違うものが読みたくなる始末sweat01

韓国小説もなんだかんだと読み進め、

只今、今年の8冊目…なのですが、

なかなかご紹介に値する作品に出会えず(/□≦、)

そんな中、これはまあ無難かな、という作品をご紹介。

(こんな紹介されてることが作家様の耳に入りませんよう…)

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김중혁作家のエッセイ『메이드 인 공장』

キム・ジュンヒョク作家がいろいろな工場を訪ね歩き、

文とイラストでその様子を綴ったエッセイです。

鞄や紙などの日用品を作る工場、

ラーメンやビールなどの飲食物工場から、

女性下着や避妊具の工場まで(-ω-)…。

今まで知らなかった、各工場の苦労話、

それってアリなの!?と問い詰めたくなるような

醤油工場の話、

世間の流れに逆らうような工場に

人生も財産もなげうってしまった熱い社長の話、

そして「キム・ジュンヒョク文章工場」の話に、

作家の驚くべき出生の秘密!まで、

キム・ジュンヒョク作家ならではの

ガチャガチャとしたおもちゃ箱のような雰囲気を

クスクスと笑いながら楽しめます。

ジュンヒョク作家特有の軽快な語り口調と、

簡潔な文体、イラストの豊富さのおかげで

サクサク読み進められるかと思います。

ただ、ちょっと人前で見るのはためらわれるイラストも

少々ございますので、

公衆の面前でお読みになる際は、あらかじめご確認を。

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신의 달력1・2。

今日は、また前の町までドライブ~。

…というかスケートリンクが最終日だから行きたい、と。

札幌にもスケートリンクはあるのですが(-ω-)

次女のお友達二人に声をかけたら、

もう二人来てくれて(うちの三姉妹含め、みんな部活も

一緒だった。)、子供たち的には、とっても楽しくて

ご満悦な祝日でした。

母は往復5時間の運転の後、ごはん支度(-ω-)

休日をくれ(-ω-)

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

本日のレビュー。

お、おもろかった(T_T)

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『신의 달력 1・2』 장용민

チャン・ヨンミン作家の長編小説、2冊モノです。

チャン・ヨンミン作家の作品との出会いはコチラですが、

それより前に書かれた作品です。

が、どちらもやはり!というかなんというか、

推理小説仕立てなのですが、ファンタジー

…と言ってもドラゴンとか魔法とかではなく、

推理小説と神話のコラボ(-ω-)?

表紙に書かれている「TZOLKIN」(ツォルキン)とは

マヤ歴のこと…と知ったのは読んでからのことsweat01

実は、あんまり内容も確かめず…

ただ2冊モノだし、なんか世界を舞台にしてるっぽいし、

ついていけなくなったらどうしよう…と思いつつ

チャン・ヨンミン作家の作品だから面白いだろう…と

購入してしまいました…。

そしてそして、見事に大当たり~~~shine

『窮極の子』もそうでしたが、とにかく飽きない!

話が長くなると「この部分て必要なの?ただのページ稼ぎ?」

と思いたくなるような部分が出てくることがよくありますが、

チャン・ヨンミン作家の作品は、常にストーリーが

流れてる!

途中、聖書系の話が出てくる部分があり、

そこは少々、なじみのない私としてはスルスルと…という

わけにはいきませんでしたが、

でも決してうんざりする量でも文でもありませんでした。

物語は南極を舞台にして始まります。

アムンセンとの南極点到達競争に敗れたスコットが

隊員たちと帰路につきますが、

その途中、クレバスに落ちてしまいます。

隊員たちにロープを投げてもらい難を逃れますが、

地上へと上る途中、氷の壁の中に何か不思議な物体が

閉じ込められているのを発見します。

太陽の光を受けて輝く、恐竜ほどもある巨大な物体。

スコットが、その正体を確かめるべく近づいてみると…

………!!!!!

…と舞台は現代アメリカへ~~~~(*≧ε≦*)

主人公はハワード・レイク、探偵です。

ある女性からサミュエル・ベケットという男を探してほしい

という依頼を受けますが、手がかりは名前だけ…。

刑事をしている友人の手を借り、依頼人の探す

「サミュエル・ベケット」を探し始めたハワードが、

目星をつけた「サミュエル」の家を訪ねると、

なんと、サミュエルもハワードのことを

探している…らしいということが発覚。

しかし、肝心のサミュエルは引っ越したあとでした。

サミュエルの居場所を突き止めるため奔走する

ハワードですが、常に、サミュエルが身をくらました直後に、

サミュエルがいた場所を訪れるという追いかけっこが

続きます。

そのうち、おかしな話がハワードの耳に入ります。

数十年前、サミュエルに出会ったことが

あるという人が現れたのですが…が…が…smile

少ない手がかりを頼りに、サミュエルにまつわる

謎を解くため世界中を飛び回るハワードですが、

見えない何かがハワードを導いているように、

行く先々で新たな手がかりを手に入れ、

一歩一歩、真実に近づいていきます。

悪党相手に戦わねばならなくなったり、

犯罪犯しちゃったり、誘拐されたり、大変です。

が、クスリdeliciousと笑ってしまうシーンもあるのが

美味しいのです。

コロンブス、ガリバー旅行記、アウシュビッツ、

聖槍「ロンギヌスの槍」、アインシュタイン、

…などなど、非常に幅広い話が、

かなり事実に基づいた話として出てくるのですが、

すべてに「サミュエル」が関連しているのです。

やがて、マヤの預言書『チラム・バラムの書』に

書かれている終末論が、ハワードを最終舞台、

マヤ文明、インカ帝国へと導きます。

昨日、残り100ページくらいになって、

今日の運転の予定を考えると、早く寝なくちゃ、

と思ったのですが、耐えられず読破!

読破した上にコーフンして寝れなくなるという

恐るべき小説sign03

その最後の100ページでどれだけ息をのんだか

わかりませんcoldsweats02bearingwobbly

あ~面白かった~( ̄∀ ̄)shine

あまりに空想の世界に入り込みすぎたので、

ちょっと現実に戻るため、次の本はエッセイですbook

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