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2016年4月

14일의 여인。

昨年、一昨年とPTA役員と図書室ボランティアをかけもちし、

本来、そのテの活動はとっても苦手な私としては、もう限界。

今年は休ませてもらおう…

とアンケートでその旨お願いしたのですが、

事もあろうに、今年から長女の担任が

PTAの担当教員に…。

あれよあれよという間に、再び役員決定il||li _| ̄|○ il||li

「あ~なんか新年度っぽいこと、ないかな~(゜‐゜)」

なんてのんきなことを考えてたバチが当たったのでしょうか。

ある意味とっても新年度っぽい新年度がやってきた

ユウウツこの上ない☆海☆です(-ω-)

気を取り直してのレビュー。

Img_2844

『14일의 여인』

偶然にも、これが今年の14冊目shine

‘科学アクション融合ストーリー短編選’

というサブタイトルのアンソロジーで、

公募展の応募作品から選ばれた作品集です。

大賞作品となった정병태作家による表題作は、

なるほど!と思える面白さ。

…といっても笑える面白さではなく、

どちらかというと切ないストーリー。

なんとなく先は読めるストーリー展開なのに、

それでもやはり先が気になり、

次々ページをめくらずにはいられない吸引力。

限りある命を生きることの大切さ、

充実した生活を送ることの難しさ、

命のぬくもり、

すべてあたりまえのことなのですが、

SF小説で、そんなことを考えさせられるとは

思わなかった…という意外性で感動も倍増、

はっとさせられる文章たちが印象に残る作品でした。

ほかにどんな作品を書いている作家なのかしら?と

思ったら、なんとまだ大学生!!これが初出版作品!

推理・スリラー系もお好きとのこと、

今後がヒジョーに楽しみです( ̄∀ ̄)

大賞のほか、最優秀賞1作品、優秀賞3作品、

既成作家の作品が3作品、収録されています。

最優秀賞作品、신스틱作家の『출력물』も

面白い!

どうしてこういうことを考えつくんだろう!?と思うような

舞台設定がスゴイ。

未来の地球、宇宙を股にかけて飛び回る探偵、

スピード感とユーモアあふれるストーリー展開、

そしてシュールな終わり方がちょっとコワイ(-ω-)

既成作家のうちの一人がイケメン作家임태운。

ある身体的特徴をもつ「神に捨てられた子」を探すために

組織された探検隊がチベットの山奥に足を踏み入れます。

「神に捨てられた子」は実在するのか?

その身体的特徴には、どんな秘密が隠されているのか?

そして、探検隊として組織された軍と宗教団体の

真の目的は……?

임태운作家の作品にしては、重めの作品でした。

ラストを飾るのは、推理小説のアンソロジーでもおなじみの

전건우作家の作品。

ちょっとスリラー、それでいてなんともコミカル。

ところところグロいのですが、ラストはさわやかshine

連作小説で出してほしいところ。

韓国小説を読む前は、SF系はそれほど得意では

なかったのですが、そんな私でも楽しめる、

なんとなく推理小説的な要素がのっかったような作品の

多い1冊でした。

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