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시티투어버스를 탈취하라。

秋ですねぇmaple

近所の小さな神社にも…

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クリがいっぱいcoldsweats02 痛そうですbomb


本日のレビュ~。

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『시티투어버스를 탈취하라』 최민석

こちら、いつもお世話になっている本屋さんで

入手したものではなく、

某ネットショップで買い物をした際に、

「なんとなく」購入してしまった

チェ・ミンソク作家の小説集。

表題作を含む7編の作品が収録されています。

各作品をちらりとご紹介すると…

『시티투어버스를 탈취하라』

労働条件に不満を募らせた出稼ぎ労働者たちが、

ある事件をきっかけにテロを画策。

外国人観光客を装ってツアーバスを乗っ取り、

青瓦台につっこもう!と奮闘する‘최씨’らのお話。

『부산말로는 할 수 없었던 이방인 부르스의 말로』

ひょんなことがきっかけで仲間とはぐれ、

釜山にたどりついたブルース。

韓国語も知らずに釜山での生活を始めることになった

ブルースにとって、韓国語=釜山マルだった。

なんとか仲間を探そうと、知恵を絞るものの、

なかなかうまくいかない。

そして、もっと広い世界で仲間を探すため、

標準語の習得、さらには英語の習得しようと、

血のにじむような努力を重ねるブルースのお話。

あ、ちなみにブルースとは…

ただの異邦人、欧米人ではありませんcatface

『“괜찮아, 니 털쯤은”』

非常に珍しい身体的特徴をもった青年が、

家族の理解も得られず、

自分の努力だけで身を立てようと努力を重ね、

頭脳明晰、美しいボディを持つ人気者となる。

が、一人の女性に恋をし、

自分の力ではどうすることもできない

葛藤と挫折を味わうことに…という恋のお話(?)。

『국가란 무엇인가』

이것은 대하 막장 단편소설이다.

という一文で始まる物語。

ちなみに、대하のあとには「大河」ではなく

「大蝦」という漢字が。

夢枕に現れたおじいさん(16世紀に活躍した文豪)に

小説の代筆を頼まれた小説家のお話…なのですが。

一般的に대하소설などで使われる대하とは違う대하、

そして막장 드라마などで使われる막장とは

ちょっと違う막장…なのですが、

막장以外のなにものでもないお話(-ω-)

『‘속’시티투어버스를 탈취하라』

一つ目のお話、表題作の続編。

まさに、続編です。

『독립운동가 변강쇠』

予告編で始まり、予告編で終わる、

小説を映画のように紹介した構成の作品。

本来の「ピョン・ガンセ」とはパンソリのお話の

主人公ですが…エロなイメージの方。

ですが、こちらは…

漢城解放隊の一員であるガンヒョク(第17代

ピョン・ガンセ)が任務遂行のために乗りこんだ

列車内で繰り広げる…ドタバタ劇(-ω-)

『누구신지』

痴呆にかかったおばあさんと、

彼女を愛し続けた男性のお話。

ドタバタ主流の他の6作とは違い、

しんみりとした、ほっこりとした雰囲気の中で

物語が進行します。

…が、ラストにはやはりcoldsweats02なシーンが若干。

…と、ここまでツラツラ書き連ねてきましたが、

なんとも、終始、作家にもてあそばれてる気分!

作家が一人で騒いでいる雰囲気!

どれもこれもノリが軽い!

(最後の作品は、ラストのワンシーンを除くと

比較的マトモ。)

こんなに作家一人で騒ぎ続けている作品は初めてcatface

その「チョーシコキ」具合が、あとがきでさらに炸裂、

あとがきが一番、一人で騒いでいるイメージが強い

部分でしたcatface

しかし、あとがきのドタバタが一番面白かったかなcatface

方言が多かったり、会話文が少ない(=文字が多い)

という点で読みにくい感もありますが、

難しいお話ではないので(ミもフタもない言い方をすると

バカバカしいお話(-ω-))、

その点では読みやすいでしょうか。

おそらく、ものすごく、極度に、

好みがわかれるタイプの作品だと思われます。

愉快といえば愉快なのですが、

「ふざけてんのか(#`皿´)!!」と怒る方も

いらっしゃるかもしれません(-ω-)

(「ふざけてます~(≧∀≦)」と返されそう…)

各作品に出てくる主人公たちのほとんどが、

一生懸命に努力し、必死に生きている人たち

なのですが、

雰囲気がとってもおふざけで、

結末があまりにギャフンな感じ、

そのギャップのデカさが魅力的…なのでしょうか。

これといって気になる単語や表現はなかったのですが

最後に一つ、『국가란 무엇인가』から、

主人公の小説家(チェ・ミンソク作家自身?)の

言葉を。

한국에서는 추리소설가로 살기 힘들다...

순수문학만 문학인가?

ここだけは同感!

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コメント

はは、あとがきが一番強烈とはね!

最後の文章、海さんご自身の言いたいことでもあるでしょう(^^)。

面白いのかそうじゃないのか、わからない短編集みたいな印象が...(^^;)。

投稿: ハーちゃん | 2014年10月19日 (日) 21時54分

本当に、評価が真っ二つに分かれる気がして
「面白かったです!」と言い切れないものが…。
でも、こういうもてあそばれ感、手玉に取られてる感を
感じる作品はあまりないので、
そういう意味で極めて個性的、ユニークな作品かと。

投稿: 海 | 2014年10月20日 (月) 06時55分

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