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2014年6月

김 박사는 누구인가?

暑いのぉ(-ω-)…。

本日のレビュー。

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『김 박사는 누구인가』 이기호

若い頃のお写真は、なかなかなソフトな雰囲気の

好青年だったような気がするのですが、

最近のお写真は、なんだかオッサン丸出しな

イ・ギホ作家の短編集で、

第1回キム・スンオク文学賞受賞作品です。

オッサンぶりがまたカッコイイんですけどね。

イ・ギホ作家のカッコイイオッサンぶりが見れる、

文・백가흠作家、写真・弟の백다흠氏によるコラム

そして、ペク兄弟の記事もついでにコチラ でどうぞ。

なかなかイイ感じなご兄弟です。

本題。

実は、この作品、あんまりいい評判を見なかったのですが

私としても、イマイチでした(p_;)

私の中で楽しみにしていた、コチラの作品のような

荒唐無稽さが薄かった(p_;)

イ・ギホ作家の本を購入するときは、

作家らしいハチャメチャさを期待してしまうのですが、

それが薄かったな~(p_;)

ま、それは私の勝手な期待なのかもしれませんが。

収録作品8作品の中では、以前、2010年度の

イ・ヒョソク文学賞受賞作品の

『밀수록 다시 가까워지는』がよかったかな~。

このお話の主人公は…車(-ω-)?

話者は若い男性なのですが、中心になってるのは

「バックができない」車。

そんな車を愛していた叔父が、ある日、車を置いて

姿を消し、叔父を探したり、車を管理したりに忙しい

主人公の男の子が、

なぜか一緒の部屋を使うことになったおばあちゃんに

振り回されながら過ごす、ほのぼのとしたお話です。

毎晩ウトウトしかけると

「ちょっとちょっと、もう寝たかい?

お前の叔父さん(おばあちゃんの息子)が若い頃はねぇ…」

と同じ話を繰り返すおばあちゃん。

一緒に寝ている次女に先に眠られるのが嫌で、

ウトウトしている次女に際限なく話しかける

うちの長女に、よく似てます(-ω-)

(ちなみに長女のあだ名は「おばあちゃん」catface

もう一つ、興味深かったのは

『화라지송침』という作品。

ひょんなことから主人公(主夫)が面倒を見なくては

ならなくなった妻の親戚は、

「トイレットペーパー恐怖症」。

トイレに入ることを極度に怖がり、

無理やり個室に引きずり込むと、

殺されそうな勢いで大騒ぎします。

(そして、ここで若干お下品で笑える描写がsmile

彼のトイレットペーパー恐怖症を治そうと必死になる

主人公ですが、

彼がトイレットペーパー恐怖症になったのには、

深く、悲しい理由があったのです…。

タイトル화라지송침ってなんじゃいな、なのですが

木の枝を切って、蔓や縄でまとめて薪にしたもの

とのこと。

検索すると、難解単語頻出の백석詩人の詩の中で

使われているものが出てきました。

あとは、どうでもいいんですけど、

『내겐 너무 윤리적인 팬티 한 장』

…という、タイトルからしてしょうもない作品、

コチラを読むと、下着パンツとも短パンともつかない

ハワイアン柄のパンツでランニングをしている

オジサマを見る度に、どうにもニヤけてしまうように

なりますcatface

…こうして振り返ってみると、

なんだかんだ楽しんだのかもcoldsweats01

前述の通り、2010年度のイ・ヒョソク文学賞受賞作品集に

収録されている作品のほか、

2012年度版のイ・ヒョソク文学賞受賞作品集に

収録されている

『이정(而丁)―저기 사람이 나무처럼 걸어간다 2』

という作品も収録されています。

コチラもイ・ギホ作品ですが、

↑ここに載せた写真のイ・ギホ作家と、

前述コラムの写真のイ・ギホ作家が同じに見えない!

サギレベルで違う!!

…本題とは関係ないのでいいんですけどね…。

あ、コチラもイ・ギホ作品です。

今回、へ~!と思った単語ですが、

まずは、옥니 …という単語。

これは、内側に曲がった歯、のことらしく、

そんな歯の人を옥니박이というそうな。

これだけだと、「へー」レベルなのですが、

その後、他の作品で옥아들다という単語発見。

手持ちの辞書には載っていませんでしたが、

옥아は옥다の連用形だろう…ということで、

そんな単語あったっけ?と思いつつ

옥다を調べてみると、あったあった~shine

これが、内側に曲がっているという形容詞でしたshine

ここから옥니 が来てたんだ~「へ~!」ですshine

で、옥아들다は内側に曲がって入り込んでる、

という意味になるんですね~ナルホドでしたhappy01

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7년의 밤。

なんだかバタバタとして、読書時間激減の時期が続き、

やっと解放されたと思ったら、学校行事オンパレード。

(週5で学校へ(-ω-))

そして、ついに思い切り本が読めるぞ!と本を読みまくり、

眼球が破裂しそうな眼精疲労と肩凝りと頭痛に襲われ(‐_‐)

眼球破裂の危機を感じたのは初めてでした(-ω-)

それにしても、好きな作家さんがいて、読みたい本があることは、

大変うれしい事ですが、

好きな作家さんが作品を生み出してくれないことには

欲求が満たされないというのは、

自分の幸せが作家さんの手にかかっているような、

非常に受け身な、悲しい人生だな~と思う今日この頃。

ハ・ジウン作家~、新刊、早く出してくださ~い(≧Д≦)

(手元に好きな作家さんの未読本が沢山あるんですけど。)

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:

(あれ!色↑が変えられるhappy02←絵文字もでる~

今まで私のノートパソでは不可能だったんですけど^^)

では、たまりまくってるレビュ~~~。

まずは、つい先日読み終わったもの。

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『7년의 밤』정유정

発売から3年たっていますが、話題の長編小説です。

本日の教保ベストセラーランキングでも、第8位です。

ジャンルはサスペンス?でしょうか。

7年前に犯罪を犯し、死刑宣告を受けた男の息子が、

「殺人犯の息子」というレッテルを貼られ、

社会から迫害されながら、息をひそめて暮らしています。

7年前の事件のときも、父親が犯した罪のために

命を脅かされた息子ですが、

7年もたってから、再び、7年前の事件をひきずった

事件に巻き込まれ、身に危険が迫ります。

でも、彼には、強~い味方「おじさん」がいて、

7年前も今も、彼のそばで敵と戦ってくれます。

7年前の事件の発端は、非常に些細なことでした。

発端となった事件が起きた時点で、

もちろん犯人(死刑囚)に非があるのですが、

その事件自体は「一つの」事件でした。

それが、どんどん膨れ上がり、甚大な被害をもたらす事件へと

発展してしまいます。

しかしながら、その甚大な被害をもたらした事件の原因は、

彼(死刑囚)の責任が100%とは言えない。

というか、むしろ、違う人間に責任がありました。

もし、あのとき〇〇をしていれば、

××をしていなければ、△△をしていれば…。

さまざまな後悔の念が、たくさんの人の心の中で

うごめきます。

7年前の事件と、現在、起こりつつある事件が、

交互に描かれているのですが、

どっちの事件も先が気になる状態で、

読み進めていくことになります^^

結構、暴力シーンなんかが出てきますが、

一応、必要分量くらいでしょうか。

くら~い雰囲気のわりに、ラストはいい感じです。

舞台がダムを取り巻く集落ゆえ、

ダム用語などが出てきたり、

他の単語も、お初にお目にかかる単語が

多い印象でした。

もちろん、多少はすっとばしても問題ないですが。

しかし、何がビックリしたって~

룸미러에 달린 야광해골

→(車の)ルームミラーにぶら下げられた夜光ガイコツ

夜光ガイコツ!!めっちゃ懐かしい!!!

うちの車にもついてました、夜光ガイコツ!

夜光ガイコツだけでも懐かしいのに、

うちと同じところにくっついてただなんて、

妙な感動shine

しかし、うちのガイコツは今も健在なのか・・・

アッパに聞いてみよう~shine

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