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グッバイ李箱。

「グッバイ李箱」を読んで。

 

今回、たまさんからお借りした

「グッバイ李箱」を読みました。

この本を読む前は「李箱」という名前から想像できるのは

「李箱文学賞」くらいで、

李箱の作品には全く馴染みがありませんでした。

そんな私が、この様な李箱を題材にした作品を

読めるのか?と思いながら読み始めました。

この作品は、発見された李箱にまつわる遺品、

遺稿やデスマスクが本物なのかでっちあげなのかを

登場人物たちが検討していく、という内容です。

序盤で李箱の生い立ちが紹介されますが、

なかなか興味深いものでした。

(生い立ちについてなど全く知らないので

とりあえずウィキで調べてみたりしてなんとか理解可能。)

が、同僚作家、友人の画家など、芸術家の名前が

次々出てくるので、ちっともついて行けませんでした。

果たして、この名前たち、何をなした人なのか、

どういった思想の人なのか、などを

しっかり把握して行かなければ、

この小説の内容についていけないのか?

…と思い、途中からは人物情報をメモしながら読みました。

もちろん、あちこちで李箱の作品からの引用文も

出てきます。

全くもって難解です。

…が、面白い事に、それらを十分に理解できずとも

ストーリーには何とかついていけたような気がします。

もちろん、それらを十分理解出来れば

もっとこの小説自体を吟味出来たのでしょうが。

この小説自体はあくまでも、李箱の作品を理解する事に

重点を置いているのではなく、

発見された遺品が本物なのかどうかをめぐり

登場人物たちがあれこれ模索して行く所にあり、

また、悪評、好評、賛否両論な評価を受けた李箱の

生涯について興味深く紹介するところに

この小説の面白さがあるように感じました。

李箱の作品の引用以外は、過度に難しい文章や

描写は少なく、幻想と現実を行き来するシーンなどは、

そのユラユラ感に喰われてしまいます。

そして、ラストシーンがなんとも物悲しいながら、とても美しく、

あ~読んで(読めて)良かった~と思いました。

軽い恋愛小説などでは物足りない、という方には

読みごたえを楽しめる作品だと思います。

コ難しそうなのですが不思議とスルスル読み進めて

行きたくなる、先が気になる展開になっています。

李箱の生きざまを描いたシーンと

現時代を生きる登場人物の生活を描いたシーンが、

巧みに織り込まれており、

どちらのシーンも先が気になるのです。

この本を読んで、李箱という人物について、

少し知る事が出来たと思うと、もっと知りたくなりました。

そして、先日書店で、以前から欲しくて手にとっては

買わずに棚に戻していた某教材を再び手に取った所、

中に李箱の作品があり、詳しい読解解説もあったので

ついに購入してしまいました。

その教材に着手する日が(いつか分かりませんが)

楽しみです。

以上、読書感想文風。

…ああ、読書感想文の季節(T_T)(T_T)(T_T)…。

低学年はムリだってば~(T_T)(T_T)(T_T)…。

学校で書かせてよ~~~(T_T)(T_T)(T_T)…。

追記:この作家さん、李箱の専門家なのか??

どんだけ詳しいの!?

きっとスゴイ賢いのね~(゜-゜)

…と思ったら…

作家後記でまたもやブッ飛んでしまいました(-ω-)

でも違う意味で天才的(笑)。

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韓国語本」カテゴリの記事

コメント

またひとり、キム・ヨンスファンを増やしてしまいましたね・・ふふ。

めちゃくちゃ調べ倒したのだと思います。
修論の単位が取れる内容だそうですから。

李箱は日本語でしか読んでいませんが、
韓国の小説家はみんな誰でも一度ははしかのように李箱にはまるのだそうです。

投稿: たま | 2012年7月13日 (金) 22時47分

いや~ほんと、作家後記でズッコケました。

キム・ヨンス作家のファンになったのか
李箱に魅かれちゃったのかビミョーな線ですけどねsmile
韓国語で読んでも見るからにちんぷんかんぷんなので
ド素人に分かりやすく現代語に訳したモノがあれば
…なんて思ったりもしますが、
それもまた味気ないのかなと思ったり。
「先生と一緒に読むイサン」みたいのが出てるので
それなら読めるかな~と思ったり。
しかし、次っから次へと「楽しそう」で読みたい本が
無尽蔵に湧き出てくるので、
難解な本に手をつけるのは後回しになりそうな予感catface

投稿: 海 | 2012年7月13日 (金) 23時03分

作家後記が気になりますねぇ(^^)。
私も文学賞の名前になってるな、くらいしか知りません。
だけどどうして漢字なのかしら?

投稿: ハーちゃん | 2012年7月14日 (土) 16時22分

いやぁ読書感想文風もよいです。smile
ってか、いつも「海ちゃんって読書感想文書くの得意なんだろうな~。」と思いながら本の解説読ませていただいてます。happy02
読みたい気にさせる解説がすごいです。smile
実際の本もいつか・・・いままでのもた~くさん含め、読んでみたいと思っています。happy01

低学年で読書感想文は無理ですふつう。
ウチの学校は特に文章を書かせなさすぎではありますが・・・。
夏休みなどは大抵読書感想文が付き物だったと思うんだけど、ウチの子たちにはまったくないです。先日の参観日で先生も、「ちょっと文章を書く機会がすくなくて文章力が弱い(全校的に)」などと言っていました。
高学年でソレなのに、低学年からバシバシ書かせようというのも大変さが伝わってきますsad
お家に持って帰ってきたらお母さんがそばで見てあげないとどうにもならないのに・・sweat01
あぁ考えただけでも・・・・・・・・sweat01
がんばれオンマ~penguin

投稿: ◇Yumi◇ | 2012年7月14日 (土) 17時40分

>ハーちゃん

李箱って本当は金さんなんですけど(김해경)
総督府時代に日本人に(一般的な韓国人の意味で)「李さん、李さん」と呼ばれてそのままつけちゃった、とも言われています。
高校生時代にペンネームを使っていた、と聞いたこともありますが、京城の高等学校も日本人多数の状況は変わらなかったみたいです。

で、韓国人が見ても名前としてはあり得ない字だそうです。

同音異義語が多いからか、漢字で書かれることが多い気がします。


ヨコレス失礼しました。

投稿: たま | 2012年7月14日 (土) 22時33分

あと、文学賞に名前がついているのは、
植民地時代に死んでしまったからで、
生き残った文学者は親日だとか、越北だとか
イデオロギーが張り付いてしまって、韓国では使いづらいんですね。

もったいない、あの時死ねばよかったのに・・と言われてしまう大文学者もいます。

韓国文学って難しいです。

投稿: たま | 2012年7月14日 (土) 22時36分

あ、なるほど。横レス、ありがとうございました(^^)。
今日の東京は雲が多いけれど晴れて暑いです。
北海道はいかがでしょうか?

投稿: ハーちゃん | 2012年7月15日 (日) 11時03分

わお、ちょっとおヒマを頂いて実家へ行っておりまして
お返事遅くなりスミマセンm(_ _)m

ハーちゃんさん…こちら、連休は雨の予定だったのですが
昨日、今日と穏やかな天気でした^^
私には暑いくらいでしたが、本州の異常な暑さから
見ると、かなり涼しいくらいですね(^_^;)
イサン、送るのが遅くてごめんなさいね~(>_<)
もう少々お待ち下さいませ~m(._.*)m

Yumiさん…何をおっしゃいますか!
いつも読後感想を書く度に、
私って何でこんな超表面的な薄っぺらな感想しか
述べられないんだろう…と落ち込みますよ(T_T)
もっとつっこんだ文学的な背景とか時代的な背景とか
隠された行間の意味なんかを語れるといいのですが
…ちっとも出来ないのでお恥ずかしい限りbearing
する~っと読んで終わっちゃうんですよね…。

読書感想文、骨組みだけでも学校で形作ってくれると
助かるんですけどね…家庭に丸投げで(-ω-)
自由研究だけで手一杯なのに(T_T)
Yumiさんもラストの夏休み自由研究、ファイティンです!

たまさん…横レスでの解説、ありがとうございました。
「文学」とは縁遠いので解説してくださると勉強になります。
たまさんくらい「文学」をご存知だと
韓国の小説を楽しむ幅が広がるんでしょうね~。
今後ともビシバシ解説お願いします。

投稿: 海 | 2012年7月16日 (月) 20時02分

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