« ワニの涙。 | トップページ | 視覚障害者用副音声。 »

青春劇場4&5。

先週の土曜日に図書館に行った際、

ボランティアの方が開いて下さった

「母の日カード作り」イベントで作ったカードを、

母の日に子供たちからもらった。

まあ、だいたい

「いつもありがとう」

「だいすきだよ」

「ずっと元気でいてね」

という決まり文句が書かれているのだが。

(おそらく3人のうち誰かが書いたのを

他2名も真似をした、というパターン。)

しかし。

1名だけオリジナル文句を書いてくれたヒトが。

いつもありがとう!

これからもずっと元気でいてね。

それから、

これからも長生きしてね。

            次女より

…「長生きしてね」という言葉に

…なんだか一気に老いてしまった気分になった

☆海☆(もうすぐ39歳)です(-ω-)…。

もう「長生きしてね」とか言われるトシなんだ(/_;)…。

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

김내성先生の청춘극장4・5巻読了しました。

L97889931170351 L97889931170421_2

日帝時代の若者たちが中心となったお話です。

日本に留学に来ていた学生たちも

学徒兵として戦地に送られていきます…。

子を持つ母として、

他国の戦争の為に子供を戦地に送り出すなんて

本当に理解不能!!!わけわかんない!!!!

・・・と、今なら叫べるかもしれませんが、

そう叫ぶ事さえ出来なかった当時の

韓国の若者たち、家族の事を思うと

本当に言葉になりません…。

申し訳ありませんm(_ _)m…。

(自国の為だって送り出したかないわい(-ω-))

しかしそれでも、この小説の中に見え隠れする

日本という「国」にではなく、

日本の一般の「国民」を見る目に

温かさを感じずにはいられない作品です。

親日的(というか、日本的な生活環境で育てられた為

親日・反日という思想を抱く以前に、

自分が日本人だと思いながら育った。)

ではありながらも、出征しなければならなくなった

韓国人学生を、

反日的立場の韓国人学生が問い詰めます。

당신은 일본 사람이 되기를 그처럼 원한

사람이니까 당신의 조국인 일본을 위하여

자진해서 지원해야만 할 것이 아니오?

君はそうやって日本人になる事を

望んでいるのだから、

君の祖国である日本の為に

自ら志願しなければならないんじゃないですか?

すると、親日的学生が答えます。

일본인 자신들은 그럼 죽기를 원해서

자진 출정하는 줄로 믿습니까?

아니 그런 사람도 개중에는 있겠지만,

그러나 거의 대부분은 모두 하는 수

없으니까 나가는 것이 아니오?

국가라는 하나의 강권에 대항할 수

없으니까 나가는 것이지요.

나가되, 같은 값이면 나라를 위하여

개체를 회생한다는 애국 정신을 자기 자신에게

고취함으로써 죽음에 대한 가치를 발견하는

것뿐이겠지요.

では、日本人自身は死を望んで、

自ら進んで出征しているとでも思っているんですか?

そんな人も中にはいるかもしれませんが、

でも、大部分の人たちは、皆、

仕方なく出征しているんじゃないですか?

国家という一つの強権に対抗する事が出来ないから

仕方なく出征するのでしょう。

出征はするけれど、どうせなら、お国の為に個を犠牲に

するという愛国精神を自分自身に吹きこむ事で

死に対する価値を見出しているだけでしょう。

日本人学生の思いまで代弁してくれています(/_;)

同じ「親日的な韓国人」たちであっても

その理由が様々である事なども

さりげなく語られたりしています。

それから、物語の主人公の一人、ユギョン。

彼女は非常に理想を追い求める、

自分の描いた幸せの形を

できるだけ、その描いた通りに実現させたいと願い

努力する、女学生です。

행복이란 무엇일까…

행복이란 현실과 타협하는 데서만 이룰 수있는 것일까?

현실과 타협함으로써 얻을 수 있는 행복을

유경은 원하지 않는다.

그것은 행복이 아니고 일종의 단념이기 때문이다.

幸せとは何かしら…

幸せとは現実と妥協しなければ成就し得ない物

なのかしら?

現実と妥協することで得られる幸せなど

ユギョンはいらない。

それは幸せではなく、一種の諦めであるから。

そんなユギョンが大人になるにつれ、

色んな出来事に遭遇し、思い悩みながら

成長していくのですが…。

ラストシーンについては濁しておきましょうsmile

とにかく、ユギョンの他にも、

現実の中にある小さな幸せを見つけられる素敵な女性、

とにかく献身的な一途な女性、

お金持ちのオジサンと貧乏な小説家の卵の男性との間で

揺れ動く女性、色んな女性が出てきます。

フィクションながら、戦時中の状況、

中国の地名なども結構出てくるので、

地名人名にとことん疎い私にとっては

その辺は若干こんがらがったり素通りしてしまう部分も

ありましたが、

小説のタイトルの通り、テーマは「青春」、恋愛モノ。

時代が時代ゆえの思想的、政治的話も多少はありますが、

純文学の様な陰鬱な色彩ではありません。

基本、生活密着型の小説なので、そういう意味では

読みやすいと思います。

方言なんかも、読んでいくうちに多少意味が

推理で(笑)把握できるようになると思います。

今はやりの(?)ファンタジー小説を読んでみたいけど

巻数が多いし…読み切れるか不安(-_-)…

と思っていましたが、考えてみるとこの本は5巻組。

それぞれは300ページ前後と、

ページ数はそれほど多くないせいか、

それぞれの巻で中テーマがあり、飽きませんでした。

暗色に染まってもおらず、ストーリーが平坦でもなく、

そこそこにスリルがあり、

そこそこにハラたつキャラクターもおり、

恋愛が成就する人たちも失恋する人たちもおり、

バカみたいにハッピーエンドばかりでもなく、

めっちゃ面白かった!っていうお話ではないのですが

喜怒哀楽のバランスの良いストーリーだったと思いますshine

|

« ワニの涙。 | トップページ | 視覚障害者用副音声。 »

韓国語本」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1254885/45252031

この記事へのトラックバック一覧です: 青春劇場4&5。:

« ワニの涙。 | トップページ | 視覚障害者用副音声。 »