あけましておめでとうございます

ますますブログがお留守になってしまった2016年。

本を読む時間は、

減少傾向ながらなんとか確保しているのですが、

レビューをアップする時間がなかなか…

…にもかかわらず、足を運んでくださった皆さまに、

心よりお礼申し上げます。

昨年も一昨年に輪をかけてワッタワッタな1年でしたが、

おかげさまで、ブジ自宅でお節を作ったり、

年賀状を書いたり、メダカの世話をしたり、

こうしてブログの更新をしたりできていることにも

感謝しなくてはいけませんね。

昨年もまたやりたいこと、好きな人、友だちが増え、

やりたいことが増える分、

やれないことが増えることからくる不全感は拭えませんが、

幸せのタネが増えたのだからハッピーなのだろう…

…と、思うことにします

ますますココロここにあらずな2017年になりそうです。

昨年もオンライン、オフライン両方で、

たくさんの方々にお世話になりました。

未熟モノなまま四十路半ばになってしまいましたが、

少しでも年齢相応な人間に近づけるよう、

(子どものころから、年齢相応に年をとることが

目標だったのですが、なぜこんなことにil||li _| ̄|○ il||li)

今年は気を引き締めて…レビューアップも頑張ります

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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サカナ。

本日は水族館 in 韓国語。

(魚の種類は独断と偏見によります

まずはおなじみ…

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1.カクレクマノミ 흰동가리

そして、今をときめく…

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2.ナンヨウハギ 블루탱

以前からナンヨウハギは好きだったのですが、

ニモに出てくるとは知らず^ ^;

さらに主人公になっちゃうなんて~

子どもをエサにちょっと映画を見に行こうかと

思っちゃってる今日この頃。

お次はフグ系コーナー。

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3.コンゴウフグ 뿔복

すみません、角度の関係でツノが見えません…。

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4.サザナミフグ 흰점꺼끌복

歯が見えます。

「おい」って言ってるみたい(≧∀≦)

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5.マフグ 검복

…あ~このカオ、おもちろい~~~(≧∀≦)(≧∀≦)(≧∀≦)

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6.ヒトヅラハリセンボン 브리커 가시복

凶悪犯ガオ

続きまして…


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7.マゴチ 양태

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8.ハナミノカサゴ 점쏠배감펭

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9.アカシマシラヒゲエビ 크리너 새우

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10.タツノオトシゴ 해마


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11.チンアナゴ 스팟티드 가든 일

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12.エゾサンショウウオ 에조 도롱뇽


今回はそのほかにもイロイロ魚の名前を

調べたのですが、

日本語でわかる魚の名前くらい、

覚えられたらいいのにな~…

…例え一生使う機会がないとしても!!

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マイブーム。

お久しぶりです。

なかなかレビューをアップできませんが、

精一杯、本を読んでる…つもりです(^^;)

が、最近、元生物部員の私の血を呼び覚ましたものが

こちら…

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송사리...メダカ

以前、メダカ係の三女が長期休暇を前に

学校のメダカを預かってきたことがあり、

必要に迫られ水槽やらなんやら購入。

そして、メダカたちが学校に戻ったあと、

せっかくだから飼ってみる?と10匹買ったら、

病気がついていたのか、

毎日のようにお亡くなりになり

なぜか1匹だけ生き残った…。

その1匹が今日死ぬか、明日死ぬか…と

びくびくしていたのですが…死なない(-ω-)

死なないぞ(-ω-)…

となると、一匹じゃかわいそうだということで、

5匹だけ購入、そのうち1匹はまた数週間後に

亡くなってしまいましたが、

残り5匹を育てていたら、こんな↑状況。

60匹くらいになりました。

金魚や熱帯魚は飼ったことがありますが、

メダカはこのトシにして初

こんなに増えるとは思わなかった(T▽T)

稚魚は特に、エアーを(強く)入れられない関係で

毎日、エサの食べ残しとフンの除去で

とっても時間がとられるのですが、でも、かわいい

親メダカもかわいいけど、稚魚もとってもかわいい

子どもたちにも怪訝な目で見られますが、

ついつい猫なで声でメダカに話しかけてしまいます

水槽掃除をしてると幸せです

日々の疲れをいやしてくれるメダカ。

お子様の情操教育にもぜひどうぞ

…と思いますが、手がかかるわ、めっちゃ増えるわで

あまりオススメできないというのがホントのところ

でもでも~水槽を眺めていると、

時がたつのを忘れます

水生動物ラブ

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14일의 여인。

昨年、一昨年とPTA役員と図書室ボランティアをかけもちし、

本来、そのテの活動はとっても苦手な私としては、もう限界。

今年は休ませてもらおう…

とアンケートでその旨お願いしたのですが、

事もあろうに、今年から長女の担任が

PTAの担当教員に…。

あれよあれよという間に、再び役員決定il||li _| ̄|○ il||li

「あ~なんか新年度っぽいこと、ないかな~(゜‐゜)」

なんてのんきなことを考えてたバチが当たったのでしょうか。

ある意味とっても新年度っぽい新年度がやってきた

ユウウツこの上ない☆海☆です(-ω-)

気を取り直してのレビュー。

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『14일의 여인』

偶然にも、これが今年の14冊目

‘科学アクション融合ストーリー短編選’

というサブタイトルのアンソロジーで、

公募展の応募作品から選ばれた作品集です。

大賞作品となった정병태作家による表題作は、

なるほど!と思える面白さ。

…といっても笑える面白さではなく、

どちらかというと切ないストーリー。

なんとなく先は読めるストーリー展開なのに、

それでもやはり先が気になり、

次々ページをめくらずにはいられない吸引力。

限りある命を生きることの大切さ、

充実した生活を送ることの難しさ、

命のぬくもり、

すべてあたりまえのことなのですが、

SF小説で、そんなことを考えさせられるとは

思わなかった…という意外性で感動も倍増、

はっとさせられる文章たちが印象に残る作品でした。

ほかにどんな作品を書いている作家なのかしら?と

思ったら、なんとまだ大学生!!これが初出版作品!

推理・スリラー系もお好きとのこと、

今後がヒジョーに楽しみです( ̄∀ ̄)

大賞のほか、最優秀賞1作品、優秀賞3作品、

既成作家の作品が3作品、収録されています。

最優秀賞作品、신스틱作家の『출력물』も

面白い!

どうしてこういうことを考えつくんだろう!?と思うような

舞台設定がスゴイ。

未来の地球、宇宙を股にかけて飛び回る探偵、

スピード感とユーモアあふれるストーリー展開、

そしてシュールな終わり方がちょっとコワイ(-ω-)

既成作家のうちの一人がイケメン作家임태운。

ある身体的特徴をもつ「神に捨てられた子」を探すために

組織された探検隊がチベットの山奥に足を踏み入れます。

「神に捨てられた子」は実在するのか?

その身体的特徴には、どんな秘密が隠されているのか?

そして、探検隊として組織された軍と宗教団体の

真の目的は……?

임태운作家の作品にしては、重めの作品でした。

ラストを飾るのは、推理小説のアンソロジーでもおなじみの

전건우作家の作品。

ちょっとスリラー、それでいてなんともコミカル。

ところところグロいのですが、ラストはさわやか

連作小説で出してほしいところ。

韓国小説を読む前は、SF系はそれほど得意では

なかったのですが、そんな私でも楽しめる、

なんとなく推理小説的な要素がのっかったような作品の

多い1冊でした。

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방아다리。

とある本を読んでいると、唐辛子の栽培について

Y자로 나누어진 방아다리 가지 사이에…

という文章が出てきた。

この방아다리とは何ぞや…と調べてみると、

金・銀・玉などでかかしの形に作られた

婦人たちの装飾品。

…こりゃ違うな(-ω-)…さらに検索…。

ほかの방아다리は

방앗다리(水車の杵をはさんでいる木)の北朝鮮語

・コメツキバッタの方言

…いずれもピンと来ない(-ω-)

さらに検索すること2時間ほど(T▽T)

確信はありませんが、どうやらこの방아다리

방앗다리から由来した言葉で、

さらにその방아というのは양다리방아(または두다리방아

という、Y字型の踏み板を用いた踏み臼디딜방아)のこと、

つまり방아다리は양다리방아の踏み板のこと

もしくはY字型のこと、と思われます(たぶん)。

↑のサイトによると、中国、日本でも踏み臼は使われていましたが、

Y字の踏み板を用いた踏み臼は、韓国独自のもののようです。

ゆえに방앗다리というと、Y字のものを指すのが当然

…になったのでしょうか。

こちらの방아のサイトには、こんな諺が紹介されています。

죽은 시어머니도 방아 찧을 때는 생각난다.

…踏み臼を踏むと姑を思い出す。

困難な局面に直面すると、それまで憎らしかった人さえ

ありがたくなる、恋しくなる、という意味らしい(-ω-)

で、この場合の踏み臼も양다리방아で、

姑と2人で踏み板を踏んで作業をしたのではないかとのこと。

…なのですが。

調べていると「고추 방아다리を摘まねばならない」という

表現が多用されている。

(唐辛子は、枝分かれしたところにできた初めの花?実?は

摘まねばならないらしい。)

もはや방아다리はY字のことではなく、

Y字の枝にできた唐辛子…の意味でも使われているように

思われます。

まあ、言葉は生き物ですからね

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탐정이 아닌 두 남자의 밤。

あけましておめでとうございます

てかもう3月

読書時間は「そこそこ」確保(理想量には満たない…)、

しかしながらレビューアップの気合いがイマイチ…

と思いつつ、だんだんたまってきちゃったので

やっとの思いでレビューをアップしようと思ったのに、

さっき記事を編集してたら、エラーでぶっとびやがった

というわけで、さっき書いた前置きは省略!

今年の初レビュー!

…は、昨年最後に読んだこちら!

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『탐정이 아닌 두 남자의 밤』 최혁곤

チェ・ヒョッコン作家の連作小説です。

これまでのBシリーズはハードボイルド・アクションな

感じでしたが、

今回は少し雰囲気が明るく、ポップな印象。

女性にも読みやすいかと思われます。

(えーっと、一部、ぎょっとしますが。)

元記者と元刑事のでこぼこコンビ、

「探偵じゃない」二人の男のドタバタ奮闘記です。

元刑事のカル・ホテが経営する喫茶店に入り浸る、

元記者のパク・ヒユンとヒユンの後輩のエリ、

そして喫茶店のウェイトレスも一緒に、

事件に巻き込まれたり、

事件解決に挑んだり…ドタバタします

物語は、ヒユンの元カノ誘拐事件から始まります。

真夜中に入った、元カノからのヘルプコール。

犯人からの呼び出しを受けたヒユンが、

早急に友人カル・ホテに協力を要請し、

犯人からの指定場所に向かいますが、

そこで彼らが目にしたものは…

そのほか、多文化家庭やスポーツ業界、

芸能界にブラック企業など、

多彩なテーマを扱った7つのストーリーが、

少しずつ絡まりあって描かれます。

都市開発や、街頭デモ、座り込みなど、

あちらこちらに「韓国の今」っぽさも見え隠れしています。

うぎゃ~~~!なシーンもちょこっとあり、

ホロリとする親子愛もあり、切ない愛もあり、

もちろん!チェ・ヒョッコン作家ならではの

どんでん返しもありな一冊です。

それから…

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なんと付箋をこんなに貼った!

その中から、一部分をご紹介いたします。

복부인:【福婦人】不動産投機で財を成す主婦、女性。

 前にも調べたな、きっと(-ω-)

사짜:사기꾼, 사이비…つまり、詐欺師、まやかし、まがいもの、

 エセ、など。

꼰대:「年寄り」または「先生」のスラング。

강호의 의리도 땅에 떨어졌다

 :강호(江湖)は世界、世間、世の中で、

 人々の義理も地に落ちたものだ、

 世も末だ、くらいの意味でしょうか。

 今読んでる本にも出てきた!

야마돌다:気が狂いそうなほど腹立たしい

고삐리:=고딩 「高校生」のスラング。

시공초월:【時空超越】!

(손에) 장을 지지다:「絶対だ、賭けてもいい!」というような

 断言するときに使う言葉。

 前にもどっかで見た…。

팔불출:バカ、マヌケな人のこと。

それからそれから

♪세월이 가면~ 가슴이 터질 듯한~

の歌、ご存知でしょうか!?

ドラマ「彼女が帰ってきた」(2005年)のテーマ曲のような

歌なんですが、この歌詞がお話の中に登場して、

久しぶりにドラマを見てしまいました~懐かしい~

小説の中に、自分にとって思い入れのある歌が出てくるという

これまた嬉しい体験をさせていただきました^^

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소년 명탐정 정약용。

ついに大晦日~

今年も公私ともどもバタバタとした一年でしたが、

大きな事故、けが、病気もなく、

おせち作りに追われていることに感謝です

そして今年最後のレビュ~~~!

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『소년 명탐정 정약용』 한이

ご覧の通り、児童書なのですが

約170ページ、けっこうな文章量で、

読み応え十分。

…で、チョン・ヤギョンて誰?と思われた私のような方、

『成均館スキャンダル』でアン・ネサン扮する

怪しげな学者さんを覚えておいででしょうか?

その学者さん、実学者がチョン・ヤギョンです。

韓国では、子供向けの伝記でも

度々とりあげられている人物のようです。

貧しい農民たちの生活をよりよいものにするために

尽力した方で、肩書は、実学者、詩人、哲学者、

科学者、建築家、などなど。

この物語では、ヤギョン少年が、大人顔負けの知識と

観察力、そして機転を利かせた作戦で、

身の回りで起こる事件を見事に解決してゆく

様子を描きます。

当時の生活や民俗文化が興味深く描かれ、

また、朝鮮時代に犯罪が発生した際、

どこの官庁のどのような役職の人が動き、

どのような流れで捜査が進められたか、

当時の文献や写真なども交えながら

学べる作りになっています。

…ので固有名詞が少々多い印象でしょうか。

難易度の高い固有名詞に関しては、

脚注として説明も添えられています。

すべてがハッピーに丸く収まる展開ではなく、

子どもならではの苦悩や過ちも描かれ、

切なかったり胸がチクリと痛んだりと、

ヤギョン少年の過ごす毎日が、生き生きと感じられます。

機会があれば、ぜひ手に取ってみてください^^

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

今年は例年より若干少なめ、

31冊の韓国本に楽しませてもらいました。

(楽しくなかったのもあるけどw)

読みたい本は次々と現れ、

足元には読みたい本が山積み。

来年は、もう少し読みたいなーと思いますが、

読書意外のやりたいことも次々と現れるという

誘惑の多い毎日です。

今年一年、オンライン、オフラインでお世話になった

みなさま、ブログに立ち寄ってくださった方々、

どうもありがとうございました^^

来年も、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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달리는 조사관。

いつになく暖かい、気味の悪い12月を過ごしています。

先日、吹雪ばっちこいのアウターを購入したのですが、

それを着るのはいつになるのか??

雪が降ると「雪かきか~(/□≦、)」と

やりきれない思いにはなりますが、

ここまで降らないのはやはり気持ち悪い…。

地球温暖化をひしひしと感じる冬です。

皆さまのお住まいの地域はいかがでしょうか。

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本日のレビュ~。

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『달리는 조사관』/송시우

『走る調査官』5つの短~中編作品で構成された、

ソン・シウ作家の連作ミステリです。

人権侵害の申し立てを受けた

「人権増進委員会」の調査官たちが、

調査に奔走する様子が描かれます。

主な登場人物は、個性的で人間味にあふれ、

なんだか親しみのわく4人の調査官たち。

特に、湿疹で苦しんだ私としては、

アトピーに苛まれるユンソに妙な親近感を覚えますw

そのほか、ヒジョーに味のある名脇役が出てくるのですが

彼…がまたステキw

調べれば調べるほど不可解な点が浮かび上がってくる

セクハラ問題。

身に覚えのない犯罪の容疑者として

公衆の面前で逮捕されたのは人権侵害だとする

前科者からの申し立て。

マンションの一室に集まった若者たちの騒動に

出動した警官が起こしたスタンガン事故。

連続殺人事件に巻き込まれた、

身元のわからない遺体と遺体が見つからない被害者。

そして、知的障がいを持つ若者二人が容疑者として

捕えられた切ない物語。

どのストーリーもテーマは決して軽くはありません。

実際にあった事件(柳永哲連続殺人事件)を

モチーフにしたストーリーもあったり、

韓国における数々の未解決事件が言及される

シーンも見られます。

各章の結末はオープンエンド的な雰囲気ながら、

正義とは?人権とは?真実とは?

そして、先入観や惰性のもつ恐ろしさや

情のもつ二面性など、さまざまなことについて、

しんみりと考えさせられる余韻が残る物語です。

…そんな本格社会派ミステリーの中に登場する

「味のある名脇役」、かなりナイスです

時が許してくれるなら一気読みしたかった…と思える、

素敵な一冊でした^^

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B파일。

11月になってしまいました(>_<)

あ~いろんな意味で恐ろしい12月が

着々と近づいてくる

でも、今のところこれと言った大きなケガや病気もなく、

ブジ年の瀬を迎えられそうなことに、

感謝しなくてはいけませんね

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

本日のレビュー。

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『B파일』 최혁곤

チェ・ヒョッコン作家の長編サスペンスです。

以前ご紹介しました『B컷』とBつながりではありますが、

シリーズものではありません。

でも物語の進め方は似てるでしょうか。

堅実さがウリの銀行員が、

ある日、突然、殺人犯に仕立て上げられてしまいます。

なぜ自分の身にこんなことが?

身の潔白を証明するため、

正体のわからない敵の目を盗み、

捜査網をくぐり抜けながら

事件の真相をみずから探ります。

そして、冴えないオヤジ記者と、

やる気マンマンの若手記者、

悲しい過去にとらわれるキラーも

それぞれの身に起きた事件を追います。

オヤジ記者は、先輩から預けられたデータに

記録された映像の謎を追い、

若手記者は、自分と同じ記者であり、

若くして亡くなった父の死の真相を探り、

キラーは尾行していたターゲットが…

…っと~ネタバレ過ぎになるのでここまで

物語が進むにつれ黒幕の影がちらほら、

銀行員の身にもキラーの身にも危険が(>_<)

そして、やはりチェ・ヒョッコン作家、

最後の最後に「そ…そんな(゜Д゜;)!!(T_T)」という

ショッキングな展開も忘れません^^

もう一つ、今回、これを読みながら興味を抱いたのが、

朝鮮族の問題。

朝鮮族の人々が韓国に出稼ぎに来ては、

安い賃金で土方や家政婦の仕事をしているという話を

聞いたことはありましたが、

この物語では、もう一歩踏み込んだ話がされています。

ときどき、小説のストーリーの中に、

社会問題を織り込んだ作品に出会いますが、

これが妙に説明調だったり、妙にその分量が

多かったりするとゲンナリするものです(-ω-)

が、今回は(私の読んだ感じでは)とてもちょうどいい量、

ちょうどいい感じの話のふり方で、

もっと知りたい…と思わされる描かれ方でした。

巻末に参考文献として朝鮮族に関する書籍が

紹介されていたので、さっそく注文。

いつかこちらでレビューを紹介できればと思います。

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探し物をしていたら…。

…探してないものが出てきた(-ω-)

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韓国語を始めて3年目くらいのころの雑記帳。

あの頃は熱血だった(/□≦、)

学生時代にこんだけ勉強してたら

人生変わってたかも(/□≦、)

残ってしまった二色・三色ボールペンの赤を使って、

百均ノートにガシガシ書き殴る…

てのが、当時の覚え方でした。

手で覚えた…から、いまだに口から出てこないんだ

…それはそうと…探し物が出てこない(-ω-)…。

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